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「いいにお~い」
2024-01-15
12月18日(旧暦12月8日)はムーチー 
匂いから季節を感じることができる時期になりました。
沖縄の御願行事のなかでは、旧暦12月8日に行われるムーチーは馴染み深いものですよね。「ムーチー」は「鬼餅」を沖縄の言葉(方言)にしたもので、厄払いをして健康や長寿を祈願する行事です。
ご家庭でも由来や作り方を子ども達と話し、ムーチつくりにチャレンジしてみませんか?
「鬼餅」の由来は沖縄本島の民話による。その内容は、昔、首里から大里に移り住んだ男が夜な夜な鬼になって人畜を襲うことから、
その男の妹が憂いて、鉄釘入りのムーチーを兄に食べさせ、弱ったところを海に蹴り落として殺したというものである。
この物語では、ムーチーを蒸すときの月桃のカーサーの香りが浄めの役目を果たす。
鬼退治にムーチーが使われたことから「鬼餅」と呼ばれることとなった。
上記の由来から、ムーチーを蒸したとき蒸し汁は家の回りにまき、ムーチーを包んだカーサーは十字形に結んで人の出入りする入口や軒先に吊るし、
厄除けをする風習が残っている。
 
みんなで健康に過ごせますようにとムーチーを食べましょう。
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